刻印のないAPI 526安全弁の識別
刻印のない、あるいは規格が混在した弁を取り扱う海外のエンジニアの方へ——上海シャオチャオ・バルブ社の試験室では、以下の3つの検証手順を推奨しています。
手法1:型式コードの解読(GB/T 32808)
中国国家標準(GB)の符号体系では、構造を表す数字が明確な識別子となります。
- コード「1」:ローリフト構造を示します。
- コード「0」「2」「4」:いずれもフルリフト構造を示します(「0」は放熱フィン付き、「4」は試験用レンチ付きを意味します)。
手法2:メーカーおよびシリーズによる絞り込み(API対応に焦点)
API 526規格には統一された型式コードはありませんが、主要メーカーの代表的なシリーズは、そのタイプ(フルリフト/ローリフト)が確認済みです。
- フルリフト確認済み:クロスビー社JOS/JBSシリーズ、上海シャオチャオ社高圧シリーズ。
- 注意:設置前に、必ずメーカーの個別仕様書を確認してください。
方法3:実験室測定(データに基づく検証)
座径が同一のDN50バルブを用いて比較試験を実施しました:
- 全開時結果:測定リフト=8mm(ノズル径の1/4)。蒸気流量=1,280kg/h。
- 低開時結果:測定リフト=1.2mm(ノズル径の1/27)。蒸気流量=162kg/h。
- 結論:低開バルブがガス系圧力解放用途で危険な理由は、この7.9倍という容量差に明確に示されています。
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